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ピタリ適温プラスをレビュー!夏でも必要?電気代はいくらかかる?

ピタリ適温プラスアイキャッチ 飼育用品
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爬虫類飼育者の必需品、パネルヒーター。

通称パネヒ

パネルヒーターはケージの中にいる爬虫類が活動できる温度を保つのに役立ちます。

温暖化の影響で、暑い時期が長く続くようになりましたが、ケージの中に涼しいクールスポットと暖かいホットスポットが必要な爬虫類は夏場でもパネルヒーターは必要です。

現在、よく使用されているパネルヒーターは3種類です。

それぞれ違うメーカーが作っています。

今回はレップジャパンが販売しているピタリ適温というパネルヒーターについて解説していきます。

この記事を読むとわかること
  • パネルヒーターはどんな時に使うのか知りたい
  • ピタリ適温の温度はどれくらい?
  • 電気代はいくらかかるか知りたい
  • 気をつけることはある?

そんな疑問を解決します。

この記事を読むことで、ピタリ適温を安全に使用することができます。

メリット
  • 自己温度制御機能搭載
  • 過昇防止器搭載
  • 難燃フィルム使用
  • 温度調節ダイヤルなしでシンプル
  • サイズ展開が豊富
  • 鳥類や魚類、植物にも使用可能
  • 価格が安い
  • 電気代が安い
デメリット
  • 防水ではない
  • 温度が上がりすぎることもある
ぎょぴ

爬虫類飼育5年目!
動物関係の仕事に10年勤務
関西在住。スイカがすき。
親しみやすい文章と図解で
爬虫類、特にヤモリ飼育について発信しています!

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パネルヒーターの効果

パネルヒーターの効果
  • ケージ内の保温
  • 温度勾配をつける
  • 消化の促進

ケージ内の保温

パネルヒーターをつけることで、ケージ内の温度を保つことができます。

パネルヒーターをつけていない場合とつけている場合では、ケージ内の温度が約2〜3℃変化します。

ケージ内とケージ外の温湿度計の差
ケージ内とケージ外の温湿度計の差

温度勾配をつける

ニシアフリカトカゲモドキやレオパードゲッコーの飼育環境には温度勾配が必要とされています。

種類/℃クールスポットホットスポット
レオパードゲッコー25℃前後30℃前後
ニシアフリカトカゲモドキ27℃前後30℃前後
レオパとニシアフのクールスポット・ホットスポットの表

パネルヒーターを使用することで、ウェットシェルターの中がクールスポット、パネルヒーターの上がホットスポットになります。

ケージの3分の1にパネルヒーターを置いている
ケージの3分の1にパネルヒーターを置いている

消化の促進

パネルヒーターがなぜ必要なのかと言うと、前述のケージ内の保温、温度勾配をつけることの他に、消化を促進する効果もあります。

爬虫類は変温動物で、周囲の温度で体温を調整しています。
自ら熱を作ることができないためパネルヒーターや保温器具の熱に頼らざるを得ません。

ニシアフリカトカゲモドキをはじめ、ヤモリたちを観察していると餌をあげた後はパネルヒーターの上で休んでいることが多いです。

お腹を温めることで、消化を促進していることが確認できます。
パネルヒーターがなければ、体温をあげることができず、代謝が悪くなり、消化不良に陥ります。

ピタリ適温プラスの特徴

ピタリ適温プラス4号
ピタリ適温ブラス4号

販売元がみどり商会からレップジャパンに変更になりました。

パネルヒーターではピタリ適温プラスが一番売れている商品です。

ピタリ適温プラスの特徴
  • 電気代が安い
  • 本体価格が安い
  • 自己温度制御機能搭載

電気代が安い

商品サイズ(cm)消費電力1日の電気代1ヶ月の電気代
1号18×154w約3円約92円
2号22×228w約6円約185円
3号42×2215w約11円約345円
4号55×2520w約15円約461円
ピタリ適温プラスのサイズ・使用電気代一覧

同じ用途の他社製品にヒバリアのマルチパネルヒーターがあります。

商品サイズ(cm)消費電力1日の電気代1ヶ月の電気代
マルチパネルヒーター8w16×168w約6円約6円
マルチパネルヒーター14w24×15.514w約10円約323円
マルチパネルヒーター16w24×2416w約12円約369円
マルチパネルヒーター32w24×4832w約24円約738円
マルチパネルヒーター45w24×6545w約33円約1038円
マルチパネルヒーターのサイズ使用電気代一覧

2024年7月の1kwあたり31円(税込)で計算しています。

どちらも最大温度の45℃に設定した時の電気代です。
比較してみると同じサイズのものはないが、ヒバリアのマルチパネルヒーターの方が電気代が高いことがわかります。

本体価格が安い

商品サイズ(cm)金額
1号18×15約2,000円
2号22×22約3,000円
3号42×22約4,000円
4号55×25約5,000円
ピタリ適温プラスの価格表

同じ用途の他社製品にヒバリアのマルチパネルヒーターと比較。

商品サイズ(cm)金額
マルチパネルヒーター8w16×16約3000円
マルチパネルヒーター14w24×15.5約3500円
マルチパネルヒーター16w24×24約4000円
マルチパネルヒーター32w24×48約6000円
マルチパネルヒーター45w24×65約8000円
マルチパネルヒーターの価格表

ヒパリアのマルチパネルヒーターの方が価格が高いことがわかります。

自己温度制御機能搭載

ピタリ適温プラスの表面温度は48℃±5℃(4号のみ45℃±5℃)

温度が上がりすぎないように自動で温度を制御できる機能が搭載されています。
外気温を感知し、自動的に表面温度を変化させケージ内を最適な飼育環境にしてくれます。

参考:ピタリ適温プラス公式サイト

ピタリ適温プラスのレビュー

ピタリ適温プラス4号にレプタイルボックス3つ置いた図
ピタリ適温プラス4号にレプタイルボックス3つ置いた図
ピタリ適温プラスの気に入っている点
  • 温度調節ダイヤルなしで簡単に設置できる
  • 安定した保温効果
  • 販売元への信頼

初めての爬虫類飼育からずっと愛用しているピタリ適温プラス
前販売元のみどり商会時代からの使用になります。

温度調節ダイヤルなしで簡単に設置できる

温度調節のダイヤルなどのないシンプルな設計なので、コードや、ケージに干渉することなく、すっきりと設置できる点が気に入っています。

ダイヤル類があるものは、その部分にケージを乗せることができず、デッドスペースになりがちです。
少しでもスペースを有効活用したい私にはとても重宝しています。

安定した保温効果

温度が急激に上がりすぎたり、下がりすぎることもなく安定した温度で飼育できています。

スイッチボット温湿度計のグラフ
スイッチボット温湿度計のグラフ

環境:外気温30℃ 室内エアコン管理26℃

信頼できる販売元

現販売元であるレップジャパンは爬虫類イベントの主催もしている爬虫類に精通している会社です。

信頼できる会社から販売されているところも、安心して使用できる要因になっています。

ピタリ適温プラスがおすすめな人は?

飼育用品の費用を安く抑えたい人」、「電気代を安く抑えたい人」、「ケージのサイズとパネルヒーターの大きさを合わせたい人」、「温度操作なしのパネルヒーターを使いたい人」におすすめです。

使用上の注意点

注意

温度の上昇に注意

冬はもちろんパネルヒーターが必要ですが、夏場も必要です。
夏場は外気の影響で、室内の温度が高くなりやすくなります。パネルヒーターをつけているとケージ内の温度も上がってしまうため注意が必要ですが、温度勾配をつけるために夏場でもパネルヒーターの使用をおすすめします。

気をつけて温度確認していないと33℃以上になってしまった例もあります。

パネルヒーターをつけているとケージ内の温度も上がってしまうため注意が必要ですが、温度勾配をつけるために夏場でもパネルヒーターの使用をおすすめします。
真夏の外気温が高くなる時期はタイマーなどで電源を切って温度が上がりすぎないように工夫しましょう。

水濡れに注意

本製品は防水ではありません。水に濡れてしまった時はすぐに拭き取りましょう。

本体に破損部分があったりして、水が入ってしまうと、ショートし、生体が感電したり、火傷する可能性があります。最悪、火事になる恐れもあるので水濡れには注意しましょう。

ピタリ適温プラスのレビューまとめ

ピタリ適温プラスは爬虫類イベントも主催している信頼のおけるレップジャパンの商品。

サイズ展開が豊富で他のパネルヒーターと比べて低価格、使用電気量が低く経済的!

すっきりした設計で飼育ラックのスペースをとりません。

夏場の温度の上昇にはタイマーや遠隔操作で対応しましょう。

レプタイルボックス1つならピタリ適温プラス1号がおすすめ!

メリット
  • 自己温度制御機能搭載
  • 過昇防止器搭載
  • 難燃フィルム使用
  • 温度調節ダイヤルなしでシンプル
  • サイズ展開が豊富
  • 鳥類や魚類、植物にも使用可能
  • 価格が安い
  • 電気代が安い
デメリット
  • 防水ではない
  • 温度が上がりすぎることもある
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