この記事を読んでいるということは
爬虫類を飼ってみたい!
そう考えたあなたは、飼いやすい品種のレオパードゲッコー、
ニシアフリカトカゲモドキについて調べた。
そうではないですか?
このページにたどり着いた人全員ニシアフ飼おう!!!!
ファーストヤモリがニシアフだったことから、飼ってみてわかったニシアフの魅力と飼い方について
鼻息強め、血圧高めで私情を乗せてお伝えしていきます。
読み終わる頃にはイベントの予定を入れたり、予算を組んだりしていることだと思う。
ニシアフリカトカゲモドキは瞼のあるヤモリ
トカゲモドキは瞼のあるヤモリ。
ヤモリはまぶたを持たないが、トカゲはまぶたを持つ。
まぶたを持つヤモリでトカゲモドキである。
アフリカ西部に広く分布しており、トーゴ、ガーナ、ナイジェリアなどで生息しています。
英名は「Fat Tail Gecko」太っちょ尻尾のヤモリ。
なんとも愛らしいネーミング。
センスが爆発している。
見た特徴そのまま。
レオパードゲッコー同様に尾に栄養を蓄えることができます。
ニシアフ(ニシアフリカトカゲモドキ)は趾下薄板がありません。趾下薄板は「壁チョロ」と呼ばれるヤモリの足裏にある器官です。趾下薄板によって壁に張り付くことができます。
趾下薄板があるニホンヤモリやジャイアントゲッコー、クレステットゲッコーのように壁に張り付くことができません。
瞳の色は黒が多く、モルフによっては赤や虹彩がはっきり見える子もいます。体色も淡いオレンジや、白黒、グレー味のある茶色など優しい色合いが多いです。
レオパ(レオパードゲッコー)と比較して、体は全体的に丸みを帯びており、骨っぽさは感じません。爪の当たる感じも比較的柔らかいです。手足は肉球感があって、もちもちしています。
ニシアフを飼うメリットとデメリット
飼ってみてわかったことは表情の豊かさ。
は?表情?そんなん爬虫類にあんのか?あります。
なんならめっちゃある。
あろうことか爬虫類に分類されてしまった犬ってくらい表情豊か。
餌くれ顔なんかはたまらんし、疲れた人間の顔見る時の虚無顔も素晴らしい。
オスに関しては多分cv.村瀬渉だし、メスはcv.花澤香菜でまちがいない。
あざと可愛いとはこの生物のこと。
寿命も10〜15年ほどと長生きです。飼育下では寿命が短くなる傾向にある。
ニシアフはまだまだレオパに比べて価格が高い。
新種のモルフがレオパほど早く市場に出ないこともあり、高額モルフの値下がりは少ない印象。
基本的な性格は臆病でおっとりしている。
夜行性で日中はシェルターから出てこない個体がほとんどである。
デメリットについてもお伝えしたが、それに関してもほんとうにそれってデメリットなの?メリットに比べたらデメリットなんて100分の1くらいの換算率にならない?って飼育者としては思うのである。
シェルターにこもって出てこない個体が、出てきている所でも発見したなら心の中で発狂、合掌、万歳三唱である。
管理コストに関しても、お世話させていただいております。
触れられる推しと解釈すれば微々たる額ですね。
ほんとうに怖い。
ニシアフの購入方法と価格
購入方法
最近では総合ペットショップやホームセンター内のペットショップでも購入できます。
おすすめはイベントと爬虫類専門店です。
こちらの記事も参考にしてください。
価格
モルフによっても値段は変わります。
ノーマルで10,000前後、最新モルフで30万円と価格幅が広いです。
ぜひ気に入った子をお迎えしてくださいね
必要な飼育用品と飼育環境 初期費用
上手に100圴を活用するともっと安くすみます。だいたい1万円あればたります。
イベント会場ではレオパ飼育セットも販売しています。ニシアフにも使用できる上、お得に購入できます。
まずはケージを用意します。おすすめはレプタイルボックスです。
飼育環境は写真の通り。
ウエットシェルターは上に水を入れておきます。シェルター内の湿度を保ってくれる優れものです。
デザイン性に優れたものも販売されています。スドー ウェットシェルターやSHELTER、iShelterなど好みのものを買うとお世話が楽しくなりますよ。
ニシアフならMサイズがちょうど良いです。
適正飼育温度 | クールスポット | ホットスポット |
---|---|---|
ニシアフリカトカゲモドキ | 27℃前後 | 30℃前後 |
ニシアフ(ニシアフリカトカゲモドキ)の生息しているトーゴの平均気温は30℃です。飼育下でも同じくらいになるように温度を設定します。温度管理にはエアコンやパネルヒーターなどの保温器具を使用しましょう。
パネルヒーターはケージの三分の一程度が乗るように置きます。
マルチパネルヒーターやピタリ適温プラスなどが販売されています。
水入れはなくても大丈夫ですが、あれば水入れから水を飲む個体もいるので私はおくようにしてます。
霧吹きで朝と晩、1日2回水をあげましょう。水はカルキ抜きをしなくて大丈夫です。
温湿度計は飼い主が見やすい位置に付け、適正温度、湿度になっているか確認しましょう。
外出先からでも温度や湿度が確認できるスイッチボット製品の温湿度計がおすすめです。
床材はソイル、ヤシガラ、キッチンペーパーなどを使います。
床材については下記で紹介しています。
餌について
コオロギが主な餌になります。
人工飼料も食べられる個体もいるので、生き餌(コオロギ・デビュアなど)や冷凍コオロギが苦手な人は人工飼料(トリプルバグペーストなど)も食べられる個体を選ぶようにしましょう。
生き餌・冷凍コオロギを与える際は、カルシウム剤をかけて餌をあげます。
カルシウムは骨の育成のために不可欠です。
カルシウムを十分に取っていない個体はクル病になります。
餌についてはこちらで紹介しています。
まとめ
結論:ニシアフ飼育は最高
百聞は一見にしかずです。
ニシアフ飼育の予算を組んで飼育しましょう。
飼ってみるとその魅力に取り憑かれます。
ニシアフはレオパードゲッコーに比べると生体1体あたりの金額は高いです。
ですが、あざとさ、体色の優しい感じ、もちもちとした手、魅惑のお尻尾と、どこを表現しても可愛いの塊です。
レオパがかっこいいと形容されても、ニシアフにはその要素はない。
『かわいいの権化』
とにかく、ニシアフの魅力は計り知れない可愛さ。
可愛すぎで畏敬の念すら覚える。
以上、ニシアフリカトカゲモドキの私情乗せまくりの飼い方でした。