爬虫類飼育者必需品のパネルヒーター。
通称パネヒ。
パネルヒーターはケージの中にいる爬虫類が活動できる温度を保つのに役立ちます。
パネルヒーターでよく使用されているものは3種類あります。
私はピタリ適温プラスとマルチパネルヒーターの両方を使っています。
マルチパネルヒーターは温度調節ができて、夏場に便利です!
今回はヒバリアから販売されているマルチパネルヒーターを紹介していきます。
この記事を読むことでマルチパネルヒーターを使用するメリットがわかります。
本記事では外観を紹介した後、マルチパネルヒーターをレビューしていきます。
パネルヒーターの効果
パネルヒーターの必要性と効果について詳しくはこちらの記事で解説しています。
マルチパネルヒーターの特徴
商品 | サイズ(cm) | 消費電力 | 1日の電気代 | 1ヶ月の電気代 |
---|---|---|---|---|
マルチパネルヒーター8w | 16×16 | 8w | 約6円 | 約6円 |
マルチパネルヒーター14w | 24×15.5 | 14w | 約10円 | 約323円 |
マルチパネルヒーター16w | 24×24 | 16w | 約12円 | 約369円 |
マルチパネルヒーター32w | 24×48 | 32w | 約24円 | 約738円 |
マルチパネルヒーター45w | 24×65 | 45w | 約33円 | 約1038円 |
2024年7月の1kwあたり31円(税込)で計算しています。
PCT式
PTC式は設定温度に近づくほど電流が少なくなり設定温度になると最小限の電流で温度を維持してON動作を継続するので温度変化がほとんどなく使用電流も少なくてすみます。
サーモスタット式は、通電のたびに大きく温度変化させます。
温度変化のために、使用電流量も多くなるので、ONOFFを繰り返せばその分電気代が高くなります。
PCT式なら設定温度のまま保つことができるので、省エネになると言えます。
住宅用暖房機器にも採用されている
住宅用床暖房機器にも採用されている日本製PCTヒーターを使用しています。
住宅用の床暖房機器と同じもので耐久性に優れ、安心して使用することができます。
温度調節ダイヤル付き
温度設定ダイヤル付きで生体にとって最適な温度に調節できる。電気代も温度によって違うので、電気代も考えて調節することもできます。
LとMの間など、細かく設定できるのは細かく温度変化させたい人には嬉しい機能。
寒い時は最高設定値45℃に設定し、夏場は最低設定値25℃で設定するなど、工夫して設定できる。
エアコンで26℃に設定した室内だと、中間設定値35℃ではケージ内が27.5℃、最高設定値45℃では29℃を示した。
マルチパネルヒーターのレビュー
夏場でも使える
特に夏場は外気温が高いため、エアコンで温度調節をしていないとパネルヒーターのせいでケージ内が高温になってしまい、爬虫類が熱中症になる可能性があります。
温度調節ができないパネルヒーターだと熱中症リスクは高くなります。
マルチパネルヒーターはダイヤルで設定温度を変更できるため、夏場でも低い温度でつけておけます。
低い温度でもつけておくことで、ホットスポットを作ることができます。
2段にケージを置いている場合に最適
ぎょぴ家でも2段に分けて、ニシアフを飼っています。
1段目にはピタリ適温プラスを使っています。
2段目にも同じようにピタリ適温プラスを使いたかったのですが、使用すると2段目のケージの温度が高くなってしまいます。
1段目の温度が下段の方にも影響するため、2段目の方が高くなっていたようです。
解決策として、ヒバリアのパネルヒーターを使い、設定温度を低くすることで、ケージ内の温度の最適化とホットスポットの確保に成功しています。
もし、同じような状況になっている方は試してくださいね。
マルチパネルヒーターはこんな人におすすめ
「温度が高くなりすぎるのが心配な人」、「ホットスポットの温度がそれぞれ違う生体を飼育している人」におすすめです。
マルチパネルヒーターは温度調節ダイヤルがついているので、適温を調節しやすいです。
夏場のケージ内の温度が高くなりすぎるのが心配な人やニシアフとタマオヤモリなどホットスポットの温度が違う生体を飼っていて、ホットスポットの温度を変えて飼育したい場合はマルチパネルヒーターが最適です。
マルチパネルヒーターのレビューまとめ
マルチパネルヒーターをレビューしました。
温度調節ダイヤルで外気温を見て調節可能なところが魅力的。
マルチパネルヒーターは温度調節ダイヤルがついているので、細かい温度の変化を調節できます。
夏場の暑い日はパネルヒーターのせいでケージ内の温度が高くなりすぎる傾向にありますが、マルチパネルヒーターなら低い温度に設定でき、ケージ内の温度が高くなりすぎることを防げます。