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拒食!?レオパニシアフが餌を食べない!こんな時は危険!拒食の原因6つと対策

爬虫類の病気
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はーい!ぎょぴです!

今回は爬虫類飼育者が恐れる言葉。

拒食について解説していきます。

飼っているニシアフを拒食にさせてしまった経験から

・なぜ拒食を恐れるのか?

・拒食の原因は?

・拒食になったらどうしたらいい?

そんな悩みを解決します。

この記事を読めば

✔️拒食の原因がわかる

✔️拒食になった時の対処法がわかる

✔️拒食の病院に連れて行くタイミングや連れて行く判断ができる

レオパやニシアフを対象に記事を書いています。他の爬虫類にも当てはまる内容です。

ぜひ参考にしてみて下さい。

病院のつれていき方はこちら

ぎょぴ

爬虫類飼育5年目!
動物関係の仕事に10年勤務
関西在住。スイカがすき。
親しみやすい文章と図解で
爬虫類、特にヤモリ飼育について発信しています!

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拒食を爬虫類飼育者が恐れる理由

拒食とは餌を食べなくなることです。

拒食になってしまうと、拒食がいつまで続くのか分からないので、

個体の体調も心配になり、飼い主も精神的に辛いですよね。

これが拒食の最大の恐怖です。

拒食を経験した我が家のニシアフについて

ぎょぴ家のニシアフ、ややちゃんが拒食を起こした原因は抱卵でした。

初めて飼ったニシアフで一番思い入れのある子なので、拒食になった時はパニックでした。

給餌頻度は週に2回、冷凍コオロギを2〜4つ食べる分だけあげていましたが、1週間食べない、2週間食べない、となり拒食と判断しました。

今まではずっと食欲旺盛の脇ぷに女王様だったのに。

拒食について色々調べまくる日々、餌を変えてみても、温度を高めにしてみても、

食べない日が1ヶ月ほど続き、病院に連れて行こうかと思っていたところ無精卵を産卵し、ご飯もりもり女王様に戻りました。

拒食の原因と対処法

拒食の原因

温度変化による活性の低下

一番多い要因は温度変化による活性の低下です。

変温動物である爬虫類は温度変化に弱く、特に低温になると休眠状態に入り、運動量が減ってご飯を食べなくなります。

ケージ内が低温だと消化不良を起こす場合もあります。

対処法:温度湿度を再確認する。

ケージ内温度と湿度が適正になるようにしましょう。

生活音 人間が怖い

爬虫類は基本的に神経質な動物です。

人間が出す生活音や過度なハンドリングでストレスを感じ、拒食に至るケースもあります。

観察したくて、ケージ近くで生体を覗き込む行為もストレスになる可能性があります。

気持ちは大いに分かりますが、特にお迎えして間もない個体などにはやめておくことをおすすめします。

対処法:過度なハンドリングはやめる。大きな音、生活音を極力減らす。

餌の種類に飽きた

餌の種類や味に飽きてしまうことで拒食になることも。

ぎょぴ
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人間も同じご飯ばかりだと飽きてしまいますよね。

カルシウム剤などの味が苦手で食べなくなることもあります。

対処法:餌の種類、カルシウム剤などを違うものに変える。

冷凍コオロギを与えていたら、生き餌に変えてみるなど。

外傷や病気の可能性

外傷や病気が原因で拒食を起こしている可能性もあります。

パネルヒーターによる低温やけどや口内に何か異常が起きていたり。

特にお腹の状態を確認しましょう。

ぎょぴ
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普段から観察しておくことは重要!

誤飲、腹水が溜まっている、脂肪肝など素人目では判断できないことも多いので病院に連れて行くようにしましょう。

対処法:個体の観察、腹部確認、病院に連れて行く。

発情期

爬虫類は温度変化に敏感です。

部屋の温度ケージ内の温度を適正にしていても野生の勘で、外気温の温度変化を感じ取り秋から冬にかけて拒食が起こりやすくなります。

この場合の拒食は一時的なもので長引かないことが多いようです。

対処法:個体の観察

抱卵

抱卵すると食欲が低下することがしばしばあります。

嗜好性の高い餌や栄養価の高い餌に変更して様子を見ましょう。

対処法:腹部確認、栄養価の高い餌に変更

こんな時は危険!

注意画像

ベビー、幼体期の拒食

生まれて1ヶ月までのベビー、幼体期の拒食は危険です。

この時期の生体はまだ尻尾に栄養を貯められていないため自分で栄養を補うことができません。

通常2日ごとくらいの給餌頻度ですが、5日以上食べない状態が続くようなら、強制給餌に切り替えを考えないといけません。強制給餌となると口を無理やり開けて、餌を入れないといけません。初心者には難しい行為です。生体にとってもさらにストレスを与えることになり危険です。

1ヶ月を超える拒食

アダルトでも1ヶ月を超える拒食なら病気や卵詰まりのリスクがあるので、病院に連れて行きましょう。

また極端に痩せてきている個体も病院に連れていきます。

まとめ

・拒食の原因は6つ
・温度変化、人間や生活音の恐怖、餌の種類に飽きた、外傷や病気、発情期、抱卵
・拒食の原因から対処法は違ってくる
・ベビーや1ヶ月を超える拒食は病院へ連れて行く

拒食は要因が多岐に渡り、原因の追求が困難なこともあります。

原因不明の拒食が長く続くことは個体にとっても飼い主にとっても良くないですよね。

生体にとってストレスのない環境を作り、

拒食の要因となることを一つずつなくしながら拒食を乗り越えましょう。

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