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爬虫類が死んでしまったら?どうしたらいい?火葬について、解剖について、その後のマインドについて

コラム
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ぎょぴです。

もし、飼っている爬虫類が死んでしまったら?できれば考えたくない話ですが、ペットを飼う上で死は必然的におきます。

ぎょぴも飼っていたヤモリが急死してしまいどうしたらいいかわからなかった経験から、実際にした行動と、しておけばよかったことについてお伝えしていきます。

この記事を読めば、

✔️飼っている爬虫類が死んでしまった後どうしたらいいか

✔️火葬について

✔️解剖について

✔️爬虫類の死を経験してからのマインド

についてがわかります。

ぎょぴ

爬虫類飼育5年目!
動物関係の仕事に10年勤務
関西在住。スイカがすき。
親しみやすい文章と図解で
爬虫類、特にヤモリ飼育について発信しています!

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突然の死

飼っていたニシアフリカトカゲモドキの ゆべし が死んでしまった。人の顔を見るとシェルターの外に出てきて下なめずりする、食いしん坊のノーマルの男の子だった。
イベントでお迎えしてから2年半。
男の子にしては福々しい尻尾を持っていて常に口角が上がっている愛らしい子だった。

急死したそんな投稿をXでも何度か見た事はあるが、お迎えして2年半で起きる事だとは想像していなかった。

ゆべしは前日から脱皮の兆候を見せていた。尻尾の方から徐々に白くなるタイプの子だった。
朝見ると頭の方がまだ白くなっていなかった。
「脱皮は昼から夜にかけてかな?」と思いながら多めに霧吹きをして家を出た。
会社に行き、仕事を終え、帰ってくるとまだ脱皮は始まっておらず、頭も白く皮をかぶった状態にはなっていなかった。

体を半分シェルターから出した状態で寝ている。だけど何かがおかしい。
触ってみると力がなく、暖かさも、鼓動も感じなかった。

突然のことで、目の前が真っ白になった。
死んでいる?本当に?すごくやすらかに寝ているとしか思えなかった。
瞼は閉じているが、いつものように口角は上がっている。小さい爪のついたもちもちの手を握ってみるが押し返すことも、振り解くこともない。

ぴくりとも動いてはくれなかった。

死亡確認をする

爬虫類は変温動物です。寒い時期は休眠状態、冬眠している可能性もあるため、呼吸の動きや体温、反応の有無を確認しましょう。死後硬直は死亡してから2時間〜24時間経ったのち始まります。カメのような筋肉量の多い爬虫類は死後硬直が早く始まります。

お別れの準備

死を認められたのは2時間くらい経ってからだったと思う。

お別れの準備を始めることにした。

段ボールなど箱に入れる

お迎えの時に入っていたプラケースや、段ボールなど死んでしまった爬虫類が入る大きさの箱を用意する。そこに床材を入れ、ご遺体を入れる。夏場であれば夏場であれば腐敗が進まないよう保冷剤を入れて安置しておくようにしましょう。

必要であればお花などを入れてお別れの準備をします。

ぎょぴの場合
60サイズくらいのダンボールを用意し、タオルをひいた上にゆべし、その周りにひまわりを置き、ゆべしへの手紙を書いて入れることにした。

フィギュアで代用しましたがこんな感じ

火葬場に持っていく

ペット火葬ができる市の火葬場を調べて、受付時間内に持って行く。

自治体によって火葬料は変わるが、ぎょぴの住む地域では、1体につき2000円でした。

相場は2000円から3000円くらいだそう。

火葬場によっては、遺体のみの引き取りの場合もあるので、お別れの準備をしても、花や遊んでいたおもちゃなどは持ち帰りとなることもあるので、事前に確認しておくようにしましょう。

火葬場には、お線香と蝋燭があり最後にお別れをいい、気持ちの整理がついたら火葬場の職員さんに引き渡すといった流れだった。

立ち会い火葬・土葬もできる民間の葬儀業者もあるようですが、比較的高額になっています。

ご自身の気持ちに添う形での葬儀をおすすめします。

解剖について

ゆべしのような突然死や死の内容がわからない状態が気になる方は動物病院にて解剖を行い原因を追求することも可能です。

事前に、動物病院に遺体を持って行くこと、解剖してほしい旨を連絡して予約をするようにしましょう。

やっておけばよかった事

生前にもっと写真や動画をとっておく

触れ合いはストレスのかからない程度にハンドリングや部屋んぽをしていたが、写真はそんなに撮っていなかったとカメラロールを見て気づいた。

大切な思い出を写真や動画にして保存しておくと良いです。

死について考えておく

爬虫類の多くは15〜30年ほど生きる長生きな動物だと認識していたが、お世話の内容によっては縮まることも大いにある。

病気になることも、神経症の症状が出ることもある。

どう自分の気持ちと向き合うか。

日頃から死について考え、今飼っている子を健康に安心してお世話していけるようにさらに確認することが大切です。

ペットロス症候群について

「ペットロス症候群」とはペットと共に暮らし、ペットを愛していた方であれば誰にでも起こり得ます。

ペットを失った時の悲しみ、喪失感はとても大きく、立ち直るまでには時間を要します。

ペットとの幸せな思い出を振り返りながら、無理せず、自分の気持ちと向き合っていきましょう。

ペットロスに陥ってしまった心の状態についてや、抜け出し方はこちらの記事で紹介しています。

まとめ

ペットの死。

受け入れ難い現実に直面した時、どうしたらいいか、やることは何かを確認し、お別れの準備をしましょう。

遺体を箱に入れ、火葬場に持って行く、必要であれば解剖をして原因を突き止める。

今までそばにいてくれた感謝をこめて送り出す準備をし、自分の気持ちとも向き合っていきましょう。

日頃から死は誰もが経験することであると認識し、その時に後悔しないようにお世話をするようにしましょう。

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