はーい!ぎょぴです!
爬虫類は脱皮する。
・脱皮はいつしてるの?
・脱皮の頻度ってどのくらい?
そう疑問に思ったことはありませんか?
私は爬虫類を飼い始めて脱皮シーンに遭遇することは、あまりないんだと感じました。
我が家には7匹のヤモリがいます(2024年9月時点)が、多くの子は脱皮の前兆は見れても脱皮中を見せてくれることはなかなかありません。
今回は爬虫類 特にヤモリ。
レオパードゲッコー、ニシアフリカトカゲモドキの脱皮についてお伝えしていきます。
この記事を読めば
✔️脱皮って何?頻度は?
✔️脱皮はいつ見られるの?
✔️脱皮不全とは?その対策方法
についてわかります。
脱皮不全になりやすい個体を飼っているので、いろいろ試してわかった最善の脱皮不全対策を書いています。
脱皮不全が慢性化している個体を飼っている方はぜひ参考にしてみてください。
病院のつれていき方はこちら
爬虫類の脱皮
脱皮の頻度
レオパやニシアフの健康なアダルトなら1ヶ月に1〜2回脱皮しています。
脱皮の頻度は幼体の方が脱皮間隔が早いです。成長速度と比例しています。
脱皮の兆候は白くなってくること
脱皮の兆候は古い皮膚が浮き上がって、いつもより白っぽく見えるようになることです。
また、シェルターに篭りがちになります。
外敵から身を守る本能ですね。
脱皮前になると食欲が落ちます。
白くなってきていると思ったら餌は抜きましょう。
脱皮はいつするのか
白くなってから半日ほどで脱皮します。
脱皮にかかる時間は個体差があり、数分から数時間で行われる。
ほとんどの個体は古い皮を食べてしまいます。
脱皮の最中を観察することはなかなかできません。
とはいえ、脱皮は飼育者にとって小さな日常のイベントですよね。
見れたらラッキー!くらいに思いましょう
脱皮中に覗き込んだりハンドリングしすぎるとストレスになるのでそっと見守りましょう。
脱皮不全になるとどうなる?
古い皮が指先に残ることが多く、鬱血して指の欠損に繋がる恐れがあります。
目の周りに脱皮が残ると角膜炎や結膜炎を起こし、目が開かなくなってしまうことも。
脱皮不全対策
湿度を高めにする
白くなり始めたら湿度をいつもより5〜10%ほど高めにしましょう。
指の先まできれいに脱皮するには湿度が大切です。
脱皮促進スプレーを使う
・アリオンシェッド ナノスプレー
・アリオントータスフォーム
・シェディングエイド
生体への安全性も高いので使ってみるのもありです!
最終手段!メスと同居させる
どうしても脱皮不全になりやすい個体はいます。
我が家のオスのニシアフにも脱皮不全になりやすい個体がいます。
湿度を高めに設定しても、
脱皮不全対策スプレーを使ってみても
床材を変更してみても、
ウエットシェルターをざらざらと質感のある皮の引っかけやすいものに変更
してみてもどうしても排泄孔周りや指先に残りやすい。そこで、
メスと同居させてみた。
身だしなみを整える意味なのか、それから脱皮不全を起こすことはなくなった。
メスには申し訳ないのだが、今の所は仲良く一緒にいるようなので同居してもらっている。
脱皮不全対処法
脱皮不全で古い皮が残っている場合は、無理に引っ張らず温浴して柔らかくしてから取るようにしましょう。
温浴の仕方
個体が入る大きさのプラケースなどの容器を用意し、。
足がつかる程度のぬるま湯37℃前後に5〜10分ほどつけます。
温度が下がらないようにしましょう。温度が低くても体調を崩します。
逆に高すぎると低温火傷の恐れがある。
温浴中は脱走しないようにしっかり見ておきましょう。
その場を離れる際は空気穴のあいた蓋などしておくようにします。
柔らかくなった古い皮膚はピンセットや綿棒などで優しくとってあげましょう。
取れない場合は温浴を何度か繰り返します。
温浴が終わった後はタオルなどで体を拭いてください。
まとめ
・脱皮はアダルトで1ヶ月に1、2回する。
・脱皮の兆候は白っぽくなること。
・脱皮中に出会うことはなかなかない。
脱皮不全対策は3つ。
・湿度管理、脱皮補助スプレー、最終手段としてメスと同居させる。
・脱皮不全の対処法は温浴
ぬるま湯につけて古い皮をやわらかくして除去します。
以上。
脱皮と脱皮不全対策でした。
もし、脱皮不全になってしまった際は参考にしてみてください。