最高の爬虫類即売会イベント ぶりくら市とんぶり市に行ったことがありますか?
私は毎年必ず、ぶりくら市に行くことにしています。
もし、ぶりくら市とんぶり市に行ったことがないならぜひ行ってほしいです。
ぶりくら市は関西で開催され、とんぶり市は関東で開催される国内ブリードされた個体のみを販売するイベントです。国内のブリーダーが厳選した個体を連れてくるので、ブリーダーたちの成果発表会のようなイベントです。
今回はぶりくら市とんぶり市をおすすめする理由をお伝えしていきます。
この記事を読むことでぶりくら市、とんぶり市に行くメリットがわかります。
ぶりくら市とんぶり市ってどんなイベント?
BtoHをイベントの趣旨としています。
BtoHとはBreeder to Hobbyistで繁殖家から爬虫類愛好家に直接つなぐことです。
2024年からは繁殖者自らが販売するスタイルに変更になったことから、直接繁殖者と生体の取引ができるイベントとなっています。
「野生からの収奪だけに頼らないペットとしての自給自足」も目指しており、爬虫類の地産地消を目標としている。
ぶりくら市は関西で開催され、とんぶり市は関東で開催されます。
それぞれ一年に一度、秋に開催されています。
会場の都合や、公平さの観点から、ぶりくら市が先発開催だったり、とんぶり市が先発だったりその年によって違います。
2024年の開催日程
とんぶり市 9月22日(日)東京都立産業貿易センター浜松町館4F,5F
ぶりくら市 11月10日(日)神戸サンボーホール
参考:ぶりくら
チケットの買い方 早めに買おう!
チケットの販売時期と購入方法
ぶりくら市とんぶり市のチケットは開催日の約1ヶ月前の10時から販売されます。
チケットはセブンイレブン、ファミリーマートのチケットのチケットぴあから、もしくはチケットぴあサイトから購入できます。
発券機の前でスタンバイして購入する人も多い大人気のイベントとなっています。
先行入場枠(11:00〜16:00)があり、通常入場枠(12:30〜16:00)より1時間半も早く入れ、人数も先行入場枠は300人と制限されているので、ほしい生体がいる場合は先行入場枠の購入をおすすめします。
チケットの種類と注意点
先行入場(11:00〜16:00)
先行入場枠にもAとBがあるので注意しましょう。
先行入場A(11:00〜16:00) 限定300枚 番号順に入場
先行入場B(11:00〜16:00) 限定700枚 Aが入場後、整列順で入場
会場、周辺から苦情が出ないよう午前6時より前から並ばないようにしましょう。
通常入場(12:30〜16:00)
11:30頃から列の整理開始し、12:30から整列順で入場します
長時間並ぶ可能性があります。
事前にトイレは済ませておき、水分を確保して並ぶことをおすすめします。
季節的に微妙な時期に開催されるため、温度調節のできる服装で臨みましょう。
ぶりくら市とんぶり市をおすすめする理由
ブリーダー厳選個体の販売
ぶりくら市とんぶり市はいわばブリーダーの1年の成果を発表できるイベントです。
自分たちが手塩にかけて育てた厳選の個体を見ることができ、購入もできるイベントとなっており、持ってきている個体はすべて自信を持って出品されています。
それぞれの個性を出しているので、見ているだけでも楽しめるイベントです。
赤さを追求し、特に赤い個体をブリードしている方や、国内ではブリードされている人が少ない生体を取り扱っているブリーダーなど、それぞれの極めている分野が明確で、こだわりを持ってブリードされていることがわかります。
こだわっている内容を聞くのも勉強になります。
私自身も動物のブリード経験があるので、すごく共感してしまいます。
国内ブリーダーを応援できる
注目ポイントはブリーダーに直接還元できる点です。
爬虫類専門店や通常のイベントで販売されている個体は海外から輸入されている場合がほとんどです。また爬虫類専門店に卸売りしている国内ブリーダーもいますが、卸売りだと販売価格から逆算した金額となり、とても安く販売しなければならないこともあります。
ブリーダーから直接購入できることはブリーダーに直接、販売価格を支払う事ができます。
国内ブリーダーを応援する意味でもぶりくら市、とんぶり市は最適なイベントと言える。
- 為替の影響を受けにくい
現在、円安となっており、これからも円安は加速する可能性がある。
輸入費が高くなってしまうと生体の価格も高くなります。輸入する必要がない国内でブリードされた個体なら輸入費の影響を受けず価格を抑えて販売できます。
国内ブリードで販売されている個体が輸入費分だけでも安くなれば、飼いたいけど価格が高くて買えないという悩みも減ります。
- 世界初のモルフのロマン
国内ブリーダーが世界初のモルフを作出できることは爬虫類業界全体での夢です。
もし、世界初モルフが作出できれば、もっと日本の爬虫類業界が活発になり、日本から世界へ発信することもできます。
とても夢のある話ですよね。
国内ブリーダーがこだわりを持って繁殖することで不可能ではないでしょう。
- 国内で飼育する情報が得られる
国内ブリーダーを応援することはブリーダーが育てる生体の環境を整えることに間接的に関わっています。
生体の環境を整えるとは、生体に最適な環境を試行錯誤した結果、繁殖できる環境を作ることに成功していると言えます。
繁殖はとても繊細な爬虫類にとって簡単にできるものではありません。
繁殖まで持っていくことは、生体にとって安心して健康的に生活できていると考えて良いでしょう。
国内と海外とでは気候も違います。国内の環境に合わせて飼育する情報は多くの爬虫類飼育者にメリットがあります。
特製の餌やカルシウム剤の販売がある
ぶりくら市、とんぶり市の楽しみ方の一つに特製の餌やカルシウム剤の購入があります。
ブリーダーが生体の特徴を考えて作ったオリジナルの餌やカルシウム剤も販売しています。
例えば、カルシウム剤の味や匂いが苦手で食べてくれない個体がいたから、その個体が食べれくれるカルシウム剤を作ったなど。経験を元に制作されているので、試す価値があります。
生体のことを考えて作られている餌やカルシウム剤を使うことは日々のお世話の楽しみをさらに増幅してくれます。
ぜひ買って使用してみることをおすすめします。
出品される品目が事前にわかる
イベント開催1週間ほど前になると、公式サイトに出店者一覧と出品目録が掲載されます。
出品目録には今年ブリードされた個体など種類やモルフが書かれています。
事前にチェックできるので、気になる生体をピックアップする事ができます。
出店者のWEBサイトやX、Instagramで個体の事前予約もしていることもあります。
気になる個体がいたら、出店者に問い合わせの連絡をしましょう。
ぜひ見てほしい出店者さん
ULTRAさん
ニアフリカトカゲモドキ専門のブリーダーです。
毎回、すごく美しい個体が多く、ファンもたくさんいらっしゃるULTRAさん。
入場して一番にULTRAさんのブースに行くという方も多いです。
いつ見ても人だかりができています。
ULTRAさんの個体は白が本当に白くて綺麗です。
また、現在では流通量の少なくなってきている単体モルフに力を入れています。
こだわりのポイントも紹介されているブログも読み応え抜群で、遡って読み漁りました。
ULTRAさんもオリジナルカルシウム剤の販売があります。
パッケージも可愛くて私も毎年買うお気に入り商品です
ぶりくら市の会場周辺のおすすめ駐車場
・サニープレイス神戸三宮駐車場4
12時間最大料金は1000円と比較的安く停めることができます。
神戸サンボーホールまでは徒歩5分です。
重いケージを買っても5分なら持って歩ける距離ですね。
・サウスパーキング
こちらは通路が少し狭いですが、サンボーホールからは近くて便利です。
とてもイベント時以外でも人気の駐車場なので、確実に停めたい方は早めに行きましょう。
まとめ
ぶりくら市とんぶり市はブリーダーから直接購入できる数少ないイベントです。
出店者はみなさんこのイベントに向けて繁殖を行っているといっても過言ではないくらい気合が入っています。
国内ブリーダーとの情報交換は飼育者にとってメリットがたくさんあります。
国内で生まれたブリーダー厳選の個体をお迎えしてはいかがでしょうか?
今回は行ってほしいイベントぶりくら市、とんぶり市についてお伝えしました。
みなさんの爬虫類との生活がより良きものになりますように、今後も記事を書いていきます。
それでは!